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【仲町台】以前の母はもういない、認知症の母の罵声にうつ状態のご家族さまからのご相談


 【仲町台】以前の母はもういない、認知症の母の罵声にうつ状態のご家族さまからのご相談

※相談事例は全てご相談者さまの了承を得て記事化しております。


記事を読まれる前に

今回の内容はかなり辛らつな内容となっております。

当社では記事の公開前に必ずご家族さまに内容を確認していただいております。

今回の記事についてもご家族さまに確認をお願いしており、ご家族さまから当該内容で問題ないとの承諾を得ております。


ご家族さまの真意として、在宅介護によりうつ状態になってしまったご自身の体験を出来る限りそのまま表現することを希望されました。

同じような環境で頑張っている他の方々に読んでいただくことで同じような状況になっているご家族さまの解決策になってほしい、との強い想いがあります。


仲町台で在宅介護のストレス


フリーダイヤルに無料相談が入りました。

仲町台のご自宅でお母さまの介護を行っている長女さまから老人ホームを探してほしいというご依頼でした。



お母さまの介護を5年続けてきましたがお母さまの暴言が強くなりこれ以上、同居は続けられないということでした。



早速ご連絡をすると日中、お母さまが心配で外出することが出来ないということでしたのでオンラインツールでヒアリングを行いました。



認知症を発症してからすべてが変わってしまった


お母さまのADLを伺いました。



【お母さま:7*歳】

食事:普通食(通常食)

歩行:自立

排泄:一部介助

更衣:自立

義歯:ナシ

認知症:アリ



お母さまのご実家は鹿児島県にありご主人さまは鹿児島の特養で日々の生活を送っていました。



車が無いと何もできない土地でありお母さまは車で買い物に出かけていましたが、スーパーの駐車場で車をぶつけてしまってからは運転が怖くなってしまったそうです。


長女さまが料理の宅配サービスを契約するなどしたため生活に困ることはありませんでしたが、一日中、独りで家にいることに疲れてしまい寂しさが強くなっていました。



そこでお子さまが独り立ちし、空いたお部屋が出来たので独り暮らしをしているお母さまに同居の話を持ち掛けると大賛成で同居に同意されました。


長女さまが仲町台のご自宅に呼び寄せをして同居生活がスタートしました。

同居がスタートして3年半ほど経過したころ、お母さまが認知症となりました。



認知症と診断されてはいましたが意思疎通に問題はなく、ご自身で買い物を楽しまれたりしていたため同居に苦痛は無かったそうです。



ところが昨年あたりから認知症が急激に進行しお母さまの言動におかしな点が出始めました。


同時に昼夜逆転になり夜中に料理や洗濯をするなどの行動が目立つようになってきました。



長女さまが夕食を食べたことを伝えると、食べていないから作ってるの!と激しく怒るようになったそうです。



さらに、排泄についても失敗することが確認できるようになっていました。

失敗したことを知られたくないことから下着を部屋に隠しておき、夜中になり下着を洗濯することが増えていました。



洗濯物は私がするので洗濯機に入れておいてほしいと伝えても、自分のことは自分ですると怒り出してしまいます。



何か指摘をするとすぐにキレてしまうようになり同居による関係が崩れ始めてしまいました。



大声、罵詈雑言の果てに


長女さまはそれでもお母さまに献身的に尽くしていました。

かかりつけ医から塩分を控えるように言われるとお母さまの料理だけ別で作っていました。



しかし、食卓で食事をしているとお母さまはご自身の料理だけ違うことが気に入らず、



お母さま「なぜ私だけ料理が違うんだ!一緒のものは食べられないってことか!このバカ娘が」



と、なじるようなこともあったそうです。

長女さまがドクターの指示であることを伝えると理解できていない様子で、



お母さま「そうやって自分のせいじゃないみたいに言うのは昔っから変わらない。そんなところが大嫌い」



と言われたこともあるそうです。

温和で優しかったお母さまがなぜこんなになってしまったんだろうと哀しい気持ちになることもあったそうです。



ある時、掃除をしようとお母さまの部屋に入ると便臭がしたそうです。

調べてみると何枚もの汚れた下着が入ったコンビニの袋を見つけられたのでまとめて洗濯をしたそうです。



するとそれに気づいたお母さまがすごい剣幕で長女さまに、



お母さま「なんで勝手に私の部屋に入ったんだ!あれは全部わたしが洗濯してしまっていたんだ!何度も洗ったら下着がダメになってしまうじゃないか!もう部屋に入らないでよ!」



と、大声でまくし立てたそうです。

それを聞いた長女さまはその場で泣き崩れてしまったそうです。



明らかに汚れており洗った形跡がない下着を洗った下着だと主張したお母さまを見て、認知症がそこまで進行してしまったのか、と思われたそうです。



こうしたやり取りが半年ほど続き長女さまはうつ状態になってしまったそうです。

それを見かねた旦那さまから老人ホームへ預ける話をされたそうです。



それでも実の母を老人ホームに預けることに躊躇していました。

しかし、ある出来事でその想いも限界となってしまいました。



お母さまがお風呂で便失禁をして風呂掃除をしているところを目撃した長女さまがお母さまに、掃除は自分が行うのでパジャマを着てください、と言ったところお母さまがいつものように突然、怒りだしたそうです。



お母さまは、



お母さま「私を老人扱いしないで!いつもいつも私を腫物のように見て、もううんざり!あんたの家にいると息が詰まる。あんたは昔からそうなんだ!産んだのが失敗だったんだよ!」



と罵声を浴びせたそうです。

それを聞いた長女さまはそれまで我慢してきたすべての事が無駄になったような気がして絶句したそうです。



これまで頑張ってきたことのすべてが無駄だったと感じたそうです。

そして、目の前にいるお母さまは長女さまの記憶にあるお母さまとは違い、別人に見えたそうです。



この出来事があってからお母さまを見る目が180度変わってしまったそうです。



なぜこの人が家にいるんだろうと感じるようになり、顔を見ると不快になってしまうようになってしまいました。



このことを旦那さまに話すと、改めて老人ホームに預けようと言われたそうです。

そして、長女さまは旦那さまの提案を受け入れることにしました。



もう会うこともない


在宅介護が限界になると喧嘩を通り越してこのような事態になることがあります。

認知症とは本当に残酷な病気です。

実の娘でさえも記憶から消えてしまうことがあります。



お話を伺い老人ホームの選定における諸条件を伺いました。



◆必須条件

・一時入居金:100万円以内

・月額利用費:20万円前後

・看取り対応

・介護付き有料老人ホーム

・お母さまがリラックスできるといえる施設


◆充分条件

・即入居可能



必須条件と充分条件について補足します。

今回のご相談ではお母さまに掛けられる費用の全体金額のみ伝えられていました。

お母さまが鹿児島の実家を売って作った貯金と年金で賄えることが条件となりました。



入居相談員としてお母さまの状態に近い方の入居例を参考に計画書を作成しました。

※一時入居金はできるだけ安いほうが良いので記載の100万円は最大値となっています。



月額利用費についてはお母さまがこの先20年ほど元気であることを前提として月々の金額に落とし込みをしています。



ご家族さまから承諾を得た計画書に基づき施設探しをスタートしました。



尚、今回のケースにおいては施設選びが最優先となっており施設のエリアは考慮していません。

なぜならご家族さまからできるだけお母さまがリラックスできる施設であればどこでも良いとの条件があったからです。



ご家族さまは老人ホームに入居した後、お母さまに会いに行くことは無いと言われていました。



旦那さまは、同居によりうつ状態になってしまった奥さまの現状を考え、回復するまで面会はさせたくないと考えておられました。



長女さまは記憶の中にあるお母さまと変わってしまった今のお母さまに嫌悪感を感じており、二度と会いたくないと思っておられました。



見学を終えて本入居


看取りまで考慮するとなると介護付き有料老人ホームが適切であると判断しました。

また、特養について考慮をされており特養への入居条件を満たしたら特養への転居という条件もありました。

※特養は必ず要介護度3以上でなければ入居できないということではありません。



ご家族さまに提案した老人ホームリストから1つの施設について見学依頼を頂くことが出来ました。



先方に見学依頼書を出し見学を行いました。

当日は旦那さまと長女さまが来られました。



見学を終え近くの喫茶店で感想を伺うと長女さまから、今見た施設で良いので入居手続きに取り掛かってほしい、というお話を頂きました。


旦那さまは長女さまの決断を最優先したいという意向でした。



手続きの前に帰宅願望についてお話をしました。

お母さまは認知症を発症しておりますが言葉による意思疎通は問題ありません。



ご入居後に強い帰宅願望がでること、最初だけでも施設から日々のお母さまのご様子を報告していただくようにすることなどをご説明いたしました。



また、帰宅願望が強い場合における対応について施設から面会制限などのご提案が出る可能性があるので施設側とよく話し合いをしながら方向性を決めることが大切であることもお話いたしました。



当社のアドバイスにご納得いただけた後、施設入居に関して必要な事務手続きなどのサポートを行いすべての手続きが完了し入居日が決定いたしました。

当日、入居相談員として施設前までお伺いいたしました。



施設には旦那さまとお母さまがいらっしゃました。

長女さまは来られませんでした。



お母さまは笑顔で施設に入られました。



お母さまのその後


2か月が経過したころ、ご様子伺いのお電話をいたしました。

長女さまからお母さまのご様子を伺うことが出来ました。



ご入居後、3日ほど経過したころからお母さまに帰宅願望が出始めていることが報告されました。



帰宅願望は日増しに強くなっており暴言が頻発していました。

職員に対して、長女を呼べ!と強く迫るような態度をされており、私は捨てられた、といった発言を繰り返していたそうです。



また昼夜逆転となっており夜間帯に頻回があり夜勤スタッフに対して強い言葉で攻め立てるご様子もありました。



幸いにも転倒事故や離設などの事故はありませんが、玄関のドアを開ける行動などが見受けられたそうです。



1か月が経過したころ帰宅願望が収まらないことを考慮し、感情を抑える薬の投与がスタートすると帰宅願望が少し弱くなってきたということでした。



それに併せて施設のレクリエーションに参加するようになり、話し相手が出来たことで日中の暴言は収まる傾向になっていますが、夕方になると帰宅行動がでることも報告されていました。



少しづつではありますがお母さまが施設に慣れてきていることが分かりました。

長女さまからは、



長女さま「おかげさまで私自身の体調もだいぶ治ってきました。あの時の母の態度を考えると胸が苦しくなる時もありますが、もう少し回復したら面会に行ってみようと思います。色々とありがとうございます。」



とのお言葉を頂けました。


この言葉を頂き今回の件についてクローズといたしました。



在宅介護の限界を考える


今回のケースは在宅介護において日常的に発生する可能性がある問題です。

在宅介護が大変だと言われる理由は身体介護(排泄、更衣、食事、入浴介助等)の辛さもありますが本当に大変だと言われるのは心身的な問題であることがほとんどです。



育ててもらった親がこんなにも変わってしまうなんて、というショックが同居限界の引き金になってしまいます。

認知症を発症し実子の記憶が無くなってしまう哀しさは筆舌に尽くせません。



特に、初期の認知症の場合、言葉による意思疎通ができるため暴言によるショックはご家族さまのストレスを過度にしがちです。



記憶の中にある親と現実とのギャップが過度なストレスを誘発し結果的に介護限界を迎えてしまいます。



このような状況において老人ホームに入居するという選択肢はご家族さまの生活を守る上で大きな有効手段となります。



当社では在宅介護の難しさから老人ホーム入居を検討されているご家族さま向けに無料相談窓口を設置しております。



この先どうしたらよいのか分からない、といったご相談から老人ホームへの入居を検討しているがどうすればよいか分からないといったご相談まで受付をしております。



以下、ご相談フォームよりお気軽にご相談いただければ幸いです。

尚、ご相談は完全無料となっておりますのでいかなる場合においても料金が発生することはありません。



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