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【下馬】アルツハイマー認知が進み徘徊が多くなり老人ホーム選びを相談

更新日:6月5日



【下馬】アルツハイマー認知が進み徘徊が多くなり施設型の入居を検討

徘徊は施設型の入居理由の上位になります。今回は徘徊にまつわる老人ホーム入居相談事例のご紹介となります。

アルツハイマー型の認知症が進んできた


今回ご相談いただいたのは同居している娘さまからでした。

これまで3年ほど同居を続けてきましたが、お母さまの認知症が進行し徘徊が顕著になり安全を確保できないことから老人ホームの利用をご検討され、当サイトにご相談が入りました。


ご入居希望者さまは娘さまのお母さまであり要介護1です。しかし、認定を受けたのが1年以上前であること、お話の内容から現在は要介護2ではないかと思われます。


アルツハイマー型認知症で短期記憶がおぼつかなくなってきていることは娘さまもご理解されておりました。

出来ればご自宅で在宅介護を行いたいとは思っておりますが、お仕事の関係もあり週3日のデイサービスと訪問介護(ヘルパーさん)サービスを併用しながら日々の生活を組み立てておりました。


デイサービスは月・水・金、訪問介護サービスは火・木であり、週末はご家族さまがお母さまの介護を行う生活でした。


デイサービスの車が到着するのが朝の8時から8時半の間になるのですがその時間はご主人さまも娘さまも出勤しているためキーボックスにカギを入れて訪問介護のヘルパーさんにお母さまの身支度からデイサービスのバスへの送り出しをお願いしていました。


これまではそのスケジュールで問題なかったのですがこの2か月ほどでお母さまの認知症がさらに進行し、徘徊が顕著になってしまい状況が一変しました。


デイサービスが無い火・木にお母さまが外出してしまうことが増えてしまったのです。

ご本人さまに曜日感覚が薄れてきており、デイサービス利用日では無い日に外出してしまうようになったのです。

その結果、なんどか警察に保護される事態に発展し、お母さまの安全が担保できなくなってしまったのです。


こうした背景から施設へのご入居が検討されました。



認知症以外は自立


徘徊は顕著となり短期記憶障害も進んではいますが、会話が成立しないということではなく、日々の生活は自立で行うことが出来ております。


食事は家族と共に普通食で問題ありませんし、歩行もしっかりしております。排泄もトイレで行いリハビリパンツなどは使用しておりません。


洋服などの更衣も介助が必要ではなくご自身で行うことが出来ています。

ただ、入浴についてはデイサービス施設より時折、足元がおぼつかない時があるとの報告を受けているため、ご自宅ではご主人さまもしくは娘さまが見守りをしています。


独居時代にご自宅で転倒して右腕を骨折してしまった経緯はありますが足腰が弱くなるなどには至らず継続的な医療依存もありません。


90歳を超えるご年齢ではありますが大変にお元気なお母さまです。


下馬のグループホームもしくは住宅型有料老人ホーム


娘さまのご希望は現在利用しているデイサービスに近いサービスを提供している施設ということ、入居金は0円が好ましいが難しいようであれば150万円以内、月額利用料は20万円以下ということでした。


◆希望条件 ・現在利用しているデイサービスに近い雰囲気を持つ施設 ・入居金は0円から150万円まで ・月額費用は20万円以下 ・できるだけすぐに入居したい ・施設は下馬近辺が希望だが難しければ世田谷区内、それも難しいようであれば車で1時間以内の近接県


ヒアリングにより条件の洗い出しが完了したため施設の選別に入りました。

現在、利用されているデイサービスについては弊社でもお付き合いのある施設でしたので雰囲気は把握しておりました。


下馬近辺でリサーチを開始いたしましたが条件を満たす施設を探すことが出来ませんでしたので世田谷区に範囲を広げてのリサーチに切り替えました。


すると、二子玉川、狛江近辺及び、等々力近辺で条件に合致する施設が出てきました。


お母さまが徘徊以外は自立されていることから介護付き有料老人ホームの必要性はありませんのでグループホーム及び住宅型有料老人ホームで探しました。


6施設のご提案から3施設について見学依頼をいただきましたので各施設のご担当者さまに連絡を取り見学日程を組みました。


当日はご主人さまと娘さま、お母さまの3人と相談員が同行しました。

お母さまの体調などを考え見学は1日1施設になり、2週間で3回に分けて行いました。


3施設の見学が終わった後、娘さまに感想を伺うと基本的にどの施設についてもマイナス点はなかったという回答をいただきました。


ただ、気になったのは契約を結んでからご入居までの日数が1か月弱ほどかかる点でした。


ご希望で「即入居」という要望がございましたので各施設に最短での入居日について再問合せを行うと以下のような回答がもどりました。


A施設:最短で1か月ほどかかります B施設:2週間ほどでご準備が可能となります

C施設:1か月ほどお時間をいただくことになります


この点をお伝えすると娘さまより後日、B施設にてお願いしますとの回答をいただきました。


ご入居後のご様子


娘さまのご希望によりB施設でのご入居希望となりましたのでお手続きを行いました。


ちなみにB施設に関する詳細がこちらとなります。


施設形態:住宅型有料老人ホーム 入居金:100万円 月額利用料金:18万円


契約が完了し、入居日は施設長から伺った通り契約から2週間後となりました。


入居日には相談員である私も同行させていただき、ご挨拶いたしました。


ご入居後、1か月ほどして娘さまにご様子伺いのお電話をいたしましたところ、お母さまは最初の1週間ほど緊張したご様子でしたが、お友達もできてきて今は施設での生活を楽しまれているそうです。


施設から徘徊に関する報告連絡があるなどサービスについても問題なく、ご紹介いただいた施設には満足しているとのお言葉をいただきました。


娘さんは2週間に一度、週末に面会をするなどしてお母さまとのコミュニケーションは取られているということでした。


都内では道が狭く、車通りも多いなど徘徊による怪我リスクが高いため徘徊の危険性から施設を選択されるご家族さまが増えてきております。


同様の状況であるご家族さまは年々増えております。気になる方は以下より無料相談までお気軽にお問合せ願います。


無料相談はこちらから


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