top of page

【中央】胃ろうによりサ高住から介護付き有料老人ホームへの転居相談

【中央】胃ろうによりサ高住から介護付き有料老人ホームへの転居相談

※相談事例は全てご相談者さまの了承を得て記事化しております。


サ高住で楽しまれていたのに


大田区の中央にお住いのご家族さまから当社のLINE相談あてに老人ホームの転居相談を頂きました。



88歳になるお義父さまは大田区のサ高住にご入居されており、日々の生活を楽しまれておりました。



そんなお義父さまですが年々ADLが下がってきていました。

ご本人さまは、体力だけには自信があるんだと意に介さないご様子だったのですが施設内で転倒してしまいました。



それから足腰が弱くなり歩行器を使って歩く生活となっていました。

ところが半年後に居室から出てきたところで再度、転倒し骨折してしまいました。



病院でしばらく過ごされて退院の運びになりましたが病院の診察により車いすが適当となってしまいました。



さらに悪いことに病院に入院中に嚥下機能が低下、誤嚥性肺炎を起こしてしまったため、胃ろうを薦められてしまいました。



お義父さまはたいそうショックを受けられたそうですがそれでも命に関わることだからと胃ろうに納得されていたそうです。



胃ろうに伴い区分変更となり要介護4になってしまいました。


ところが問題はそれだけにとどまらなかったのです。



サ高住からの転居


ご入居されているサ高住は胃ろうについては対応しておりませんでした。



病院から退院しても胃ろうに対応していないためご入居されているサ高住ではお預かりすることが出来ず、転居しなければならなくなってしまいました。



ご家族さまは、サ高住から入居相談員を紹介され介護付き有料老人ホームを探すことになりました。



そんな時に当社のホームぺージを見つけセカンドオピニオン的に当社のLINE相談に転居相談をされたそうです。



ご入居されているサ高住の利用料金やお義父さまのADLをお伺いしました。



【お義父さま:88歳】

食事:普通食(通常食)※

歩行:車いす

排泄:自立

更衣:自立

義歯:なし

認知症:軽度認知症(MCI)

介護度:要介護4

※サ高住での食事形態は普通食でしたが退院後は胃ろう(PEG)



サ高住のご利用料金:25万円



今回のケースではサ高住から転居先の老人ホームを探すことが明確でしたので施設の必須条件と充分条件を頂きました。



◆必須条件

・一時入居金:400万円以下

・月額利用料:25万円前後

・即入居

・大田区内


◆充分条件

・出来れば中央近郊



選択肢としては介護付き有料老人ホームがメインで住宅型有料老人ホームと高齢者住宅も対象であると考えます。


ちなみに、大田区は世田谷区についで老人ホームが多い区でもあります。



選択肢は豊富とまではいきませんが、丁寧に調べていくことで適切な施設選びが出来ると考えています。



大田区の老人ホーム見学


施設は大田区内で探しました。



施設情報を持っている入居相談員と会議を行いながらリストアップを進めていきます。



また、過去に胃ろうに関するケースを手掛けた相談員の力も借りて、ご提案に必要な情報をまとめました。



ある程度の選択肢が出そろったところでご家族さまにご連絡をしました。



ご家族さまから優先順の高い施設と、そこが気に入らなければ次の施設と段階的に2つの施設について興味を持っていただけました。



早速、一番候補の施設について見学依頼書を発行し見学日程を確定します。



当日はご家族さまと相談員で見学を行いました。



場所:大田区内

形態:介護付き有料老人ホーム

規模:中規模

看護師:日中のみ

備考:胃ろう対応可、看取り可、たん吸引可



見学に行く前にアドバイスを行いました。

施設見学でみるべきことをご参照ください。



見学後にご家族さまにお願いして見学の感想をまとめました。



息子さま:特に気になるところもなかったし即入居できるのであればここで良い。病院から退院日が確定したらすぐに入居できるのか確認してほしい。



お孫さま:夜に利用者の体調が急変した時はどうするのか。介護士に医療行為は認められていないので急変時に不安がある。



息子さまは見学した施設で問題ナシとの判断でしたが、お孫さまからはご質問を頂いているので以下、回答いたしました。



 

【質問】

夜に何かあった時はどうするのか。



【回答】

一般的に夜勤時にご入居者さまの体調が急変した場合、夜勤者は緊急対応手順書に沿った対応をします。

2名以上の夜勤体制であれば急変対応していない介護士を呼び、施設ナースにオンコールし状況の説明、バイタル報告を行い医療的指示をもらいます。


緊急性を要するような場合には救急搬送要請(119番)を行い、同時に救急車が到着するまで状況を整理します。


どの施設でも必ず夜間緊急対応マニュアルが存在します。


 


必要であれば見学した老人ホームの夜間対応について先方に詳細を確認しましょうか?とご質問したところ、



お孫さま「どこの老人ホームも同じだろうし入る前に色々と訊いてめんどくさい利用者だ、と思われるのも避けたいので今のご説明で結構です。私もここで良いと思いましたから進めてください。それと施設から紹介された入居相談員には私から連絡しておきます。」



とのことでした。


老人ホームへの入居はとても大変なことなので事前に調べられるなら何でも調べるのが良いと個人的には思います。



サ高住の契約解除、入居手続き、退院、そして


お孫さまの同意も得られたのでご紹介した施設に連絡を入れ契約についてご連絡を行いました。



また、ご家族さまは現在ご入居中のサ高住の契約解除についてご連絡をされています。

契約解除に関して分からないことがあればご相談いただけるようサポート体制も整えました。



病院から退院日が出ましたので各施設に対して確定した日程を報告するなど忙しくなりましたが、特に問題なくすべてが整いました。



ホッと一息ついたところでお孫さまからお電話を頂き、



お孫さま「サ高住から紹介された入居相談員さんから、どこのホームに決めたんですか?どこの紹介センターに頼んだんですか?と訊かれたのですが答えなかったです。それを相手が知る必要ってないですよね?」



当社としては名前を出していただいても問題なかったのですが、お孫さまの配慮に感謝しました。



お義父さまの転居日に私も老人ホームの玄関先までお伺いし挨拶をしました。

その時、初めてお義父さまと会話をすることが出来ました。



ご家族さまとお義父さまに挨拶をし施設長と二言三言会話を交わした後、居室には入室せずに帰りました。



ここから先は施設の範疇です。入居相談員がしゃしゃり出る世界ではないからです。



さて、お義父さまが新しい施設にご入居してから1か月ほど経過したころ、息子さまに経過伺いのお電話をいたしました。



息子さま「この度は色々とありがとうございましたね。義父は新しいところでも楽しんでるみたいです。トランプ仲間が出来て一緒に七ならべをするのが楽しみだと言ってました。」



息子さま「少しづつ認知症が進行しているみたいだから話せるときにたくさん話すようにしますよ。」



この電話を受けて施設のご紹介にご満足していただけると判断し今回のケースをクローズとしました。



大田区の中央で老人ホーム探しをご検討中の方へ


大田区の中央は23区内で20位に入る人口の多いところであるだけではなく、高齢者が多く住むエリアでもあります。


当社へのご相談も多い地域の一つです。



大田区は世田谷区の次に老人ホームが多いエリアでもあるため、老人ホーム選びは選択肢が多いだけに慎重に吟味する必要があると考えています。



残念ながら業界全体では、老人ホームに入居したご家族さまの約35%が入居した施設に何らかの不満を抱いていると言われます。



その内容は様々で地域的な要因もたくさんあります。



今回の中央のように狭いエリアに老人ホームがひしめき合う場合、エリア内にある施設に特徴が出てくることがあります。



メリット

・競合同士でご入居者の取り合いになるため、サービスの向上に力を入れ高クオリティな施設が多くなる。


・価格競争になるためゼロ円キャンペーンや、入居一時金が他社よりも安いプランなどお得なプランが出やすい。



【デメリット】

・介護従事者の取り合いになってしまい職員の定着率が低い施設ができやすい環境になってしまう。


・集客しやすいエリアのためサービスレベルが十分ではない施設が出てくる。


・紹介会社への紹介料にキャンペーンが頻発し、入居相談員がその時に紹介料の高い施設を執拗に勧める過激な営業になることがある。



デメリットは介護業界に精通していなければまず外から見てもわかりません。


当社は介護士として介護現場で働いてきた入居相談員が無料相談でアドバイスを行っております。



介護現場のリアルを知り尽くしているからこそ、その方にとって本当に最適であると言える施設をご提案できると考えています。



紹介料によって提案する施設を変えるようなことはしません。

また、当社の入居相談員が特定の施設を誘導するようなアドバイスはしません。



施設を決めるのはご家族さまであるべき、というコンセプトがあるからです。


入居相談員は入居相談をされているご家族さまに専門的な知識と経験に基づいたアドバイスを行い、施設選びに必要な情報の提供を行うだけなのです。



当社の無料相談にご興味がある方は、以下よりご相談いただければ幸いです。


NEW】ご相談者さまからのご要望でLINE相談を始めました。

個人情報を入力せずにご相談いただけると好評です。



公式LINE相談はじめました

bottom of page