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【保土ヶ谷】家族に迷惑をかけたくない、ご自身で老人ホームを選択したご入居相談

【保土ヶ谷】家族に迷惑をかけたくない、ご自身で老人ホームを選択したご入居相談

※相談事例は全てご相談者さまの了承を得て記事化しております。


保土ヶ谷から老人ホームを探してください


フリーダイヤルにお電話を頂いたのは保土ヶ谷にお住いの74歳の女性からでした。



3年前にご主人が他界されてからお一人で生活をされており普段はテレビを観たり、近所のスーパーにお買い物に行かれたりされていました。



ご長男、長女さまはお二人とも保土ヶ谷のご実家から車で20分程度のところに住まわれています。



家族仲は悪くなく、週に1回程度長女さまがご実家に遊びに来るような感じでした。



長女さまは子育てが終わったタイミングもあり、同居を持ち掛けられましたが家族に迷惑がかかることを嫌い老人ホームに入居することを決められていました。



ご友人の元ケアマネジャーに老人ホーム入居の相談をしたところ、施設については分からないのでインターネットで調べてほしいと言われたそうです。



いくつかのサイトを見るとご自身と同じような思いを持っている方がいることが分かり安心されたそうです。



ご相談者さまのADLを伺いました。



【ご相談者さま:74歳】

食事:普通食(通常食)

歩行:自立

排泄:自立

更衣:自立

義歯:なし

認知症:ナシ

介護度:要支援1



日常生活に支障はありません。

長女さまはお母さまの老人ホーム入居に複雑な反応を示したようですが、ご長男はお母さまの決定に賛同されていました。



お母さまにご入居に関する必須条件と充分条件を伺いました。



◆必須条件

・一時入居金:50万円

・月額利用料:20万円前後

・看取り対応

・横浜市内

・外出自由


◆充分条件

・駅に近い



ご入居後も今の生活スタイルを維持したいというのが一番の必須条件となります。

お母さまは車の免許を返納しており車を運転することはできません。


そのため移動はバスおよび電車などの公共機関となります。

従って施設のそばにバス停があることや、駅のそばの施設を選ぶことが大切となります。



また、自立しているため自由外出が出来ることも必須となります。



この場合、選択する施設はサ高住(サービス付き高齢者向け住宅)か住宅型有料老人ホームがなどが適切であると考えます。



保土ヶ谷は高齢者比率が高く、老人ホームのご入居相談が多いエリアとなります。

そのため周辺にたくさんの高齢者施設があります。



施設見学は納得がいくまで


住宅型有料老人ホームは形態により値段もかなりバラツキがあります。

高級老人ホームをウリにしている場合は一時入居金が1000万円以上になることもありますし逆にお手頃価格でサービスを提供している施設もあります。



今回、一時入居金が50万円以内ということですからお手頃価格の施設を中心に探すこととなります。



月額利用費は保土ヶ谷エリアでは平均的な価格となるため選択肢は多くありました。



リストを作成しご相談者さまにお会いし施設の説明を行いました。

すると、2施設について見学依頼を頂くことが出来ました。



すぐに見学依頼書を作成し、各施設とアポイント日程を調整します。



当日はご相談者さまと相談員でお伺いしました。

見学後、感想を伺うお時間を頂きました。



A施設:住宅型有料老人ホーム

規模:中規模

ご相談者さま「初めて老人ホームの中にはいりましたがキレイですね。中にいる利用者さんの年齢は私よりも少し高い感じかしら。女性ばかりなんですね。」



B施設:サ高住

規模:小規模

ご相談者さま「先ほどのところよりもお部屋が広いですね。窓際なので日当たりも良いですね。駅まで30分くらいかしら?」



ご相談者さまには気になることや些細なことでもご質問ください、として当日は解散いたしました。



1週間ほどしてご相談者さまからフリーダイヤル宛てにお電話を頂きました。



ご相談者さま「この間はありがとうございました。あれから検討してみたのですがもう少し他の施設も見てみたいと思いました。お手数をおかけしますが他のホームも見ることが出来ますか?」



もちろんOKです。

老後の時間を過ごすための施設ですから納得がいくまで見学をしていただくのが最良の選択です。



先日お渡ししたリストに数施設を追加して、リストを更新するとその中から2施設の見学依頼を頂けました。



前回と同様に見学依頼書にて見学日のご連絡をしました。

ご相談者さまと相談員で施設見学を行います。



見学が終わった後、前回と同様に感想を伺うお時間を頂きました。



C施設:サ高住

規模:中規模

ご相談者さま「うーん、ここはあんまり参考にならないかしら。ごめんなさいね。ちょっと考えていることがあるので。」



D施設:住宅型有料老人ホーム

規模:小規模

ご相談者さま「健康な方が多いのかしら。駅からそれほど遠くないし雰囲気が明るくていい感じのホームですね。」



前回の2施設と併せてなにか気になることがあればご質問ください、として解散しました。



ご相談者さまとお子さまを交えたヒアリング


さらに1週間が経過したころ、ご相談者さまから保土ヶ谷のご自宅に来てほしいというご連絡を頂きました。



当日、ご自宅にお伺いすると長女さまとご、長男も同席されておりました。


ご相談者さまから、お子さまがどうしても入居相談員と会いたいということなのでお時間を取られたことが説明されました。



このようなケースでは確認と質疑応答がメインとなります。

お子さまからいくつかご質問を頂きました。



長女さま「疑うわけでは無いのですがなぜ無料なのですか?入居が決まったら成約料金とかそういうのがあるとか?」


相談員「はい、よくある質問です。私たちは入居先の老人ホームから紹介料金を頂いております。従ってボランティアではありません。また、当社の規定で紹介料の大小により施設を勧めることはしておりません。」



ご長男「なるほど。母からお宅の紹介したD施設を検討していると聞いてます。D施設の評判とか聞いてますか?」


相談員「はい、D施設は自立している高齢者を中心に展開している施設です。自由外出の入居者さまも他に比べて多いのが特徴であり、ADLが下がってきた場合も対応できる施設なので看取りまで考えているご相談者さまにとって適切な施設だと考えます。」



ご長男「わかりました。そこは相談員さんもオススメということでよろしいですか?」


相談員「はい。ただ私からこの施設に決めたほうが良いですという言い方はいたしません。なぜなら最終的な決断はご家族さまが行うというのが社の方針でもあるからです。」



ご長男「それはなぜですか?」


相談員「はい。当社で施設の決定を促すような発言をすれば入居後にトラブルが発生する可能性があるからです。先ほどもお話した通り当社は施設からの紹介料を頂くビジネスです。こちらからあの施設がお勧めですと言えば何かあった時に、紹介料の金額が高いところを勧めたのではないか?と疑われる可能性があるからです。」



ご長男「なるほどそういうことですか。わかりました。ありがとうございます。」



長女さま「話変わりますけど、このことを記事にされますか?」


相談者「ご承諾を頂ければ記事にしたいと思いますが承諾いただけない場合は記事にはいたしません。勝手に記事にするようなことはいたしません。」



長女さま「当然ですね。お母さんどうするの?」



ご相談者さま「わたしは記事にしてもらっていいと思ってるわよ。だって私もこちらの会社の記事を読んでおねがいしたんだもの。」



長女さま「そうなんだ。じゃあ別にいいけど。」



ご相談者さま「あなたたちそろそろいい?相談員さんに無理言ってきてもらってるんだから。」



質疑応答が終わり最終的な判断がなされました。



ご相談者さまが決定した施設とその理由


ご相談者さまからD施設への手続きを進めてほしいとの意向を頂きました。


D施設を選んだ理由についてお伺いしました。



ご相談者さま「D施設が見学した中で一番、私と同じような人が多いと思ったからです。もちろん私もあと何年かすれば車いすになるかもしれないし、認知症なんかも患うかもしれないけれどそれまでは自由に生活したいと思うの。だから同じような人ができるだけたくさんいるホームに入りたいと思ったからです。」



D施設に入居意向についてのご連絡をし確認を行いました。


◆確認事項

・おかあさまは自立なので自由外出対応とすることで問題ないか



改めて施設長から問題ナシの回答を頂きましたので書面関係の手続きに取り掛かりました。



ご入居、そしてご様子伺い


ご入居当日、施設まで挨拶にお伺いしました。

ご相談者さまと長女さまがいらっしゃいました。



挨拶をするとご相談者さまから、



ご相談者さま「このあと1か月くらいして連絡をするのでしょう?それなら私の携帯電話に直接連絡をくださいませんか?」


相談員「かしこまりました。」



長女さま「先日は色々と伺ってしまいすみませんでした。ここまでやっていただいて助かりました。本当に無料なんですね。これで商売なりたつんですか?」


相談員「いえ、こちらこそありがとうございました。このやり方で10年以上やってきてるので大丈夫です。お心遣いありがとうございます。」



1か月ほどしてご相談者さまの携帯電話にご様子伺いのお電話をいたしました。

すると、



ご相談者さま「そろそろかなと思ってました。毎日を楽しんでますよ。一緒にお出かけするお友達もできたし、お食事もおいしくて満足しています。お友達を呼んだりして自分の人生を満喫しています。ありがとうございました。」



改めて記事化についてお伺いすると、



ご相談者さま「それは問題ありません。いいこと書いておいてくださいね。」



ご相談者さまが施設にご納得していることが分かりましたので今回の件をクローズといたしました。



今回の相談事例のようにご家族さまに迷惑をかけたくないので元気なうちに施設に入居することを希望される高齢者さまが増えております。



老人ホームに入ると自由が無くなってしまうと言った印象を持たれている高齢者さまもいらっしゃいますがこの記事を読まれて、自立していれば自由度は担保されることを知っていただければ幸いです。



当社では、元気なうちに老人ホームへのご入居を検討されている方向けに施設選びのアドバイスや契約時のサポートなどを行っております。

ご入居相談に関していかなる場合においても費用が発生することはございません。



お気軽にご相談いただけますようお願い申し上げます。



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